バックパックはグラナイトギアのヴァーガ
スリーピングバッドのリッジレストの90cmは内側に筒状に入れ、リッジレスト改
レッグレストは外付けでちょっと座りたい時などに便利。
オールeventのIntegral Designsの
Overbag/Bivyの中で
Mountain Laurel Designsの
MLD XP Quiltで眠った。
キルト内の着衣はファイントラックのフラッドラッシュスキンメッシュTとpatagoniaのトランクスの上にR1フーディー、R1パンツ、マイクロパフジャケット、マイクロパフパンツ、モンベルのクリマプラス200ソックスフィットに
Big Agnes Mountain Booties、モンベルのシャミースインナーグローブにpatagoniaのマイクロパフミトン、patagonia R1バラクラバ。
中央は行動時用のpatagoniaワークグローブ
プラティパスが破れたのでナルゲン広口ボトルにレインウェア(patagoniaレインシャドージャケット+モンベルストームクルーザーパンツ)を巻きつけて枕として使った。
ビヴィーから引っ張り出した直後のキルト
フルフラット構造を組み立てて絞って立体化してフットボックスを作るのでどうしても余分なギャザーが出来てしまう。眠るときの形状だけを考えるとひだになってしまっている分の生地と中綿は無駄な重量。
このシステムで暖かく快適に眠れた。あまりに暖かく快適だったので、キルトの首元もビヴィーの首元も絞らずにまとっているだけの状態で寝ていたので、さすがに朝5時くらいに首周りから冷えを感じたが、締めなおすとすぐに快適な状態に戻った。
起床後のビヴィー外側表面についている氷は手で払っても落ちない氷だったが、キルト表面の氷は手で払うとサラサラと落ちる氷だった。ビヴィー内側の結露が凍って雪のようにキルト表面に落ちていたのだろう。そしてキルト表面の温度が低かったので溶けることも溶けて再び凍ることもなくサラサラパウダースノのままの状態であったのだと思う。
就寝状態で手袋をぬいでスリーピングシステム各階層の体感温度を手で測ってみると、ビヴィー外側表面は外部なので当然厳寒、ビヴィーとキルトの間は結露と凍った結露と湿気ってウェットな冷たい空気で外部に次ぐ寒さ。そして、キルトの体側面、これが思いのほか、意外なほど冷たかった。なので、当然マイクロパフジャケットの外側表面もそこそこの冷たさ。が、ジャケット内部は暖かく快適な温度だった。
とても快適だったのだが、暖かい寝袋の中で寝ているイメージではなく、ビヴィーとキルトで断熱材のたっぷり入った外壁を構成し、そしてその断熱性の高い外殻の中で十分に暖かい衣類を着て眠っているイメージだった。
キルトと体をあまり密着させずにルーズな感じでゆったりと過ごしていたからかもしれない。
マイクロパフフーデッドジャケットの内側の大きなメッシュポケットは大活躍。
濡れた手袋を乾かすのには非常に効果的。手袋だけでなくソックスもすっきりと乾いたし、就寝時に低温から守りたいバッテリー関係(携帯電話、デジカメ、GPS)も余裕で収納。パックタオルも乾燥できた。但しあんまり色々入れてしまうと寝苦しい。
フード後ろ部分のアジャスターのストッパーが上を向いて眠るときにちょうど後頭部に干渉してウザイのでストッパーを固定しているテープをカットすることにした。
足回りは、モントレイルのコンチネンタルデバイドGTX(コンチのゴアテックス版)
モンベルの
ストレッチセミロングスパッツ改(ゴムが一回の使用で切れたので交換)
アイゼンは
kahtoola Microspikes軽量コンパクトだし、着脱も簡単、チェーンだけでなくスパイクもあるのでアイスバーンも歩きやすかった。これなら走れそう。
キルトや衣類の濡らしてはいけないモノ用の防水カバーとしてはゴミ袋を使用。まずパックのなかにゴミ袋をセットしてキルトや衣類をスタッフサック無しで順番に押し込んでいく。最後にゴミ袋を上から圧縮しながら内部の空気を抜いていき口を絞ってひねると好みの圧縮状態できれいに固定してほぼ密閉でき、余った空間に残りの装備のパッキングもしやすい。
このタイベックグラウンドシートの幅トリミングしてない。広すぎる。
ピース!!(・ ・)v