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Wearing clothing while sleeping 就寝時のウェアリング

Ray Jardine著「Beyond Backpacking」の「Equipment - Quilt and Sleeping Bag」って章の「Wearing clothing while sleeping」という項目。

「多めのインサレーション(断熱材)を好む人もいるが、肉体的な違いによるものである。静止時は代謝が低くなり、熱生産が少なくなる。さらに夜の低い気温に対して感情的にも耐性が低くなる。どちらにしても彼らはスリーピングギアにさらなるインサレーションを必要とする。しかし、分厚いキルトやスリーピングバッグが必ずしも必要とは限らない。たいていの場合、夜間には多めに衣類を着込むことによって解決できる。実際、誰にでも当てはまるだろう。スリーピングギアのパフォーマンスをあげるには多めに衣類を着込むことである。

夜間用に衣類を着込むアイデアは新しいモノではない。Robert Pearyが仲間と北極を冒険旅行したとき、彼らはスリーピングバッグを持っていかなかった。私たちの多くが遭遇したこともないような厳しい環境の中で、彼らは衣類のみで眠った。分厚い毛皮のパーカを着込み、出来合いのスリーピングバッグの様にする為に夜間は両腕をパーカの中に引っ込めて・・。

われわれのハイキング用の衣類は通常それだけで眠れるほど暖かくはない。しかしキルトやバッグの断熱性を高めるために夜間にウェアを着込むことは出来る。このレッスンはインサレーションの厚みが必要なときにバックパックの重量と嵩を減らすのに非常に効果的である。

メーカーは寒冷地で暖かさを得る為にスリーピングバッグには裸体での発熱が必要であると主張する。つまり衣類をつけていないか、衣類をつけていないに近い状態のハイカーの発熱によってスリーピングバッグは最高の暖かさを提供するのだと。これは意味がない。素肌で眠る必要があると言うことによって、重い(すなわち高価な)スリーピングバッグを売り付けようとしている。不必要に分厚いスリーピングバッグはとても高価で、持ち運びに重く、バックパックの貴重なスペースを奪う。実際、スリーピングバッグやキルトの中で衣類を着込むと暖かさは減りはせず、バッグやキルトの中は暖かくなる。

私にとって過度に大きく、嵩張って重いバッグを一日中担いで、夜に完全に十分なインサレーションとなる衣類を横に並べて眠ることには意味がない。私の軽いパックウェイト探求の旅の中では反対のアプローチが大きな意義を発揮する;つまり薄くて軽いキルトやバッグを担いで凍てつく夜には衣類を着込む。このアプローチは夜の最低限の快適さを妥協することなくお金を節約し、パックの重量と嵩を減らす。そして、寒い朝に目覚めた時にはすでに暖かい衣服を着ているという喜ばしい特典がある。

夜就寝中にハイキングウェアを着る計画ならば、日中に十分衣類を乾燥させている必要がある。ハイキング中に汗で濡らしてしまわないように気をつけなければならない。その為には、衣類のレイヤリングを考えて、汗をかく前に脱いでいく。レイヤリングと動的なウェアリングの方法は汗をかかないようにするのではなく---ハードワークしている体は気温にかかわらず自然と発汗する---汗をうまく蒸発させて汗を少なくする。そして夕方遅くや夜などの涼しい時間にハイクすると発汗は減り衣類を着重ねていくので、キャンプに着く頃には自然と夜にふさわしいウェアリングになっている。

ハイキングにもスリーピングにも清潔な衣類が最も快適である。衣類が汚れていると、繊維にたまった体の油分や埃が繊維のロフトを減らして暖かくなくなる。こういう理由で、衣類をマメに(蒸し暑い季節はもっとマメに)洗濯することは重要である。衣類をきれいにすると暖かさも長持ちョ。

衣類が泥まみれでキルトやバッグの内側に泥をつけたくない場合どうするか?泥まみれのハイキングの時、私はいつもシェルパンツを履く、汗ダクにならないようにシェルパンツの下のレイヤリングに気をつけて。キャンプ地でシェルパンツが汗で濡れていたり泥まみれの時はタープの下に吊るして他の衣類を着る。シェルパンツは濡れていても乾いていても、きれいでも泥まみれでも、全く同様に機能する。そして乾くのが早く洗濯も簡単なので、泥で汚れてもすぐに洗える。

事実、シェルパンツは雨がやむとすぐに乾く、たいていキャンプに着くと乾いている。乾いたシェルパンツは、追加のインサレーションとなる空気を取り込むので、夜間にキルトやバッグの中で驚くほど暖かさを追加する。

キルトやバッグの中でソックスを履くならば、きれいなソックスに履き替える方がよい。湿ったソックスを履いて乾かそうと考えるかもしれないが、経験上うまくいかない。その代わりにどうなるかというと、足を凍えさせる。湿ったソックスはクロスラインに干すかシャツの中のおなかの当たりの方がよく乾く。」

<和訳超適当御免、だいたいこんな事が書いてあると思う>
レイさん(←いつ見てもシビレる)の方法論や考え方、自分には学ぶべき点が多すぎる。もっと身軽に気軽に宿泊ハイキングする方法を自分も探求していきたい。

ピース!!(・ ・)v
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コメント

非公開コメント

No title

ありがとうございます。
無駄は無駄として堂々とやるのも日本人かもしれませんね。

No title

河童さん、河童さんの「遊山スタイル」、一つの確立型としてカッコいいですし、いつも参考にさせて頂いております。(グルメ部門にも唸らされいますが・・)
自分はまだまだスタイルすらも確立できておらず右往左往。装備もハイキングと同じで道に迷いながらも楽しんでおります。
>一杯やって、肌着だけの素足で寝袋に入った時のあの快感
このフレーズ危険過ぎます。羽毛のみっちり詰まった分厚い寝袋が欲しくなります(笑)

No title

一理あると思いますが、私は寝袋派です。裸足が好きな私は開放的な姿で、ストレスの少ない眠りを求めます。
きついラッセルの後に、一杯やって、肌着だけの素足で寝袋に入った時のあの快感を得るために、テント泊をしているようなものです。
前衛的な登りをチベットで終えた老兵の余生の楽しみと言ったところでしょうか(笑)
苦行を求めない遊山では誰の参考にもなりませんね ^^;

No title

bphiroさん、稚拙な訳でお恥ずかしいです。さらに翻訳しながら読んでください。ちゃんとした翻訳本が出るとありがたいのですが・・。
来週また雪中ですね。安全第一でプシュッとイッてきてください!

No title

参考になる記事ですね!
長い文の翻訳ありがとうございます<(_ _)>
内容が非常に合理的だと思います。
特に、>寒い朝に目覚めた時にはすでに暖かい衣服を着ているという喜ばしい特典がある。
の箇所は実際の厳寒のフィールドを想像したら良いでしょうね(^_^)v
やはりRayさんも言われてますが、衣類を濡らさない!という事が大前提ですね。
来週入山する時はシュラフの番手を落として、その分衣類を増やしてテストしてみようかな>^_^<

No title

ulgさん、下手な訳文お読み下さりありがとうございます。
Quilt良いですねェ。蒐集状態うらやましいです(笑)私も化繊キルトが欲しいです。Rayさんキルトが完成品なら・・。
>腹巻きも探し始めました。
なんと腹巻きまでッ!腹巻きならば日本製がworldwide突き刺しているのでは?逆に新素材腹巻きは国内難しい?
>風土に適応した軽量化の方法論
私も重要課題だと思います。

No title

beyondxさん、読みやすいです。ありがとう。
昨年から着て寝るためにQuiltを始めました。今は蒐集状態(笑
ダウン袋と化繊Quitの重ね寝も模索しています。
Quiltで寝ると背中が出るので、腹巻きも探し始めました...
狭い日本ですが、気候はちがいます。この国でも風土に適応した軽量化の方法論が求められています(と信じてます)。

No title

love kachou(?)さん、Rayさんほんますごいですョ!
http://www.geocities.co.jp/Outdoors-River/2177/jp/pct2000/pre_pct.htm の人が「結局はこの本一冊に、PCTで必要なほとんどすべての情報が収められていることに気づいた。」と言ってはるんがよくわかります。
私も是非一歩だけでも前進したいと思っています!

No title

この記事を読むと、日ごろbeさんが試行錯誤しているスリーピングシステムについての深さ(?)がよく分かりました。自分はまだパッキングで精一杯なんで・・・次回は一歩前進したいとおもいます!
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