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槍穂高 20081011+12

北穂高テント場200810120521  きれいな朝焼け。 今日は晴れそう!夜間の気温はスントコメット計測でマイナス9度~10度。雨から急に晴れたからか想定(勝手にマイナス3度と予測していた)よりも寒かった。風が弱かったので助かった。月がまぶしい夜だったが、月が山陰に隠れた後は目を開ける度に超ビューティフォーな星空を満喫。しかし、スーパーハードな寒さで少し寝不足。朝までの間に、手足が冷え切って何度か目が覚め、手も足もグッパーグッパを何度も繰り返し、夜中にはレインウェアも着込んだ。
食後に寝入ってすぐ、20時半くらいに寒さで目覚めたときにはすでにウォーターボトルの口まわりが凍り付いており、水が飲めなかった。 小屋で買ったまま飲み忘れていたビールは一部氷状だったがまだ凍りつく前だったので、半分をそのまま飲み、残りの半分は沸かして飲んだ。 ホットビールは美味しくなかったが体は暖まった。 その後は、ウォーターボトルをスリーピングバッグカバー内に入れ、いつでも水分補給できるように暖めながら寝た。



10月11・12・13日は3連休、8月のお盆休暇に行き損ねた槍&穂高に行ってみたいなと思っていた。
コースは上高地バスターミナルを起点に奥穂高岳→北穂高岳→槍ヶ岳→横尾山荘・徳沢を経由して上高地バスターミナルへ戻る周遊コース。
通常2泊のコース。天気予報では11日(土)は雨、12・13日は晴れそうだ。

装備的な興味としてはスリーピングシステムをダウンで組むか、化繊で組むか。 シェルターとの組み合わせも色々と悩ましかった。
前回の剱岳での経験からタープだと就寝時にシェルター内を吹き抜ける冷気に晒された顔面が冷たくてしょうがなかったから・・。
スリーピングシステムは一泊だけのコースだと軽量性とコンパクト性で迷わずダウンだが、ダウンは一泊目にダウン内部に溜まっている就寝中に体内から放出された水蒸気を、翌朝にしっかり天日乾燥できない限り2泊目からは湿気ってロフトを減じた寝具で寝ることになる。2泊以上の連泊だとやはり湿気に強い化繊を試してみたい。 がしかし、コース的には通常のペースでちょうど2泊。 ダウンでもいけないことはない。 いや、しかし、天気予報では初日は雨、ここは湿気を嫌って化繊でいったほうがいいのか・・。 しかし、化繊だとやっぱり少し重くなるし、嵩も張る。岩場が多そうなコースなので荷物は少しでも軽くてコンパクトな装備の方が絶対に楽しいはずだし、云々、云々、・・。 と戦略がなかなかまとまらなかった。
で、ふとひらめいた。
「足りないのではと思うくらい大胆に荷物を減らせば、スピードはあがるし、大自然を強く感じられる。エキスパートになるにしたがい、体につけるものは少なくすべき。 」(http://beyondx.exblog.jp/9543376" target="_blank">山野井語録)という言葉を思い出し、(エキスパートではないので程々に)装備を軽くスピードアップの方針で行ってみることにした。

ノーテント・ノースリーピングバッグ・一泊二日のソロツアーに決定。
シェルターはまともなテント系を持たずに非常用シェルター(雨天時に被って着替えたり、スリーピングバッグカバーの顔面開口部を保護したり・・)としてツェルト(まぁツェルトもテントといえばテントだが・・、非常用ということで・・)。 スリーピングバッグは無しでダウンジャケットとダウンパンツにスリーピングバッグカバーで眠る。 ダスパーカマイクロパフパンツの組み合わせでのビバークスタイルも試してみたかったが今回はフェザーフレンズのライトウェイトガーメントラインであるヘリオスのセットで行くことに。 こんなことくらいじゃ実際の重量は普段と比べて劇的には軽くはならないが、気分的な身軽感は大幅にアップしたので行程も一泊二日で行くことに!
ただ、天候や体の調子次第では一日余分に掛かって二泊三日のスケジュールになっても大丈夫なように(気まぐれなので全て順調でも逆に眺めが良くて気持ちがいいからという理由で長居する可能性もあるので・・)食料は少し多めに持って行った。手をつけずに持ち帰った食料系重量は約500g(スケジュールを変更する自由ともしものときの安全の為の重量なので仕方ない)。



20081011
上高地バスターミナル出発 0617  雨で、屋根の下はすごい混雑。紀美子平 1031紀美子平にて、荷物を全て道端にデポして手ぶらで前穂高登頂を試みるが約15分登った所で真っ白なガスに包まれる。装備を持っていればなんの不安もないが装備を全てデポしているので危険と判断して前穂高登頂を断念して引き返した。
その後、前日から仮眠30分のみで殆ど寝ていなかったので力尽き、休憩がてらダウン上下を着込んで、マットを敷いて一時間ちょっと仮眠。略式のスリーピングシステムはどこでも眠れて超便利。 急に冷え込んできたのか、体から離れて帽子の温度が下がったのか、帽子についていた水分は冷たい風の中で瞬く間に霜状に。さらに冷たい風と雹まじりの雨に起こされて再出発。

南稜の頭 1357奥穂高山頂 1407ジャンダルム?涸沢岳 1518晴れてきた。  遠くに槍が見える。しばし見とれる。夕日 1716北穂分岐 1721  ぐったり気味。北穂高岳 1731  明日の目的地槍ヶ岳が見える。

20081012
夜明け0516  富士山が見えた。北穂高テント場の朝寝床撤収後北穂高小屋出発 0700

南岳 0946中岳 1049  デジカメのバッテリーが上がってしまったので、ここから携帯画像のみ。
大喰岳 1140
槍ヶ岳山荘前 1203
槍ヶ岳 1230  槍ヶ岳山荘前に荷物をデポって手ぶらで登頂。
槍ヶ岳登頂後槍ヶ岳山荘出発 1255

坊主岩 1328
上高地バスターミナル着 1750


<バックパック>
グレゴリー アドベントプロ

<クッキング>
バックパッキングギアチタニウムウィングストーブ
スノーピーク極カップ+フタ
自作ウィンドスクリーン

ヴァーゴ チタニウムスポーク
エスビット

<ウォーターストレージ>
コカコーラ1Lペットボトル
プラティパス2L

<ストック>
コーラXライト

<シューズ>
モントレイル コンチネンタルディバイド

<ウェアリング&スリーピング>
ステットソン Rainier Western Hat - Crushable

パタゴニア ショートスリーブサンテックシャツ
パタゴニア フーディニ
アークテリクス パリセードパンツ(ショート)
ワコール CWX

パタゴニアレインシャドージャケット
モンベル ストームクルーザーパンツ

パタゴニア ライトウェイト・エンデュランス・アンクル・ソックス(行動時)
パタゴニア ミッドウェイト・ハイキング・クルー・ソックス(就寝時)

フェザーフレンズ フーデッドヘリオス
フェザーフレンズ ヘリオスパンツ
フェザーフレンズ ダウンブーティー

パタゴニア R1フーディ
パタゴニア R1パンツ
パタゴニア R1バラクラバ
パタゴニア マイクロパフミトン

モンベル ブリーズドライテック U.L.スリーピングバッグカバー ワイド&ロング
モンベル U.L.コンフォートシステムピロー
サーマレスト リッジレスト 90cm
タイベックハウスラップ 77x220cm
ファイントラック ツエルトI(使用せず)



バスに乗る前に雨が降っていたのでビニール傘をさしたままバスに乗ってしまったのは失敗だった。ずーっとお荷物!
使用ギアの詳細レポは追って!!
ピース!!(・ ・)v
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コメント

非公開コメント

No title

8848さん、お疲れ様でした。
ご無事でなにより。

No title

こんばんわ。
4火~6木 にかけて岳沢→紀美子平→奥穂 へ行ってきました。
結果、初日に奥穂手前で撃沈しました。

No title

JSBさん、ショーの速報で見て気になっていました。発売は来春ですか。
なるべく安価で出てきて欲しーッ です。

冬用にはサーマレストのタフスキンも気になっています。

No title

マットが寒そうだなぁ(笑)
サーマレストから、来春発売のNeoairのショートサイズ $120
複雑仕切り壁構造のエアーマット、119cm*51cm、260g
温かそうな予感がするぅ(爆笑) but 財布は風邪ひきそうだけど、さ

No title

naruさん、コメントありがとうございまーす! 楽しい道中でした!
何度も言いますが、あの食べ物は「トレイルミックス」と呼ばれているモノであります。コストコ等にも売っています。
レシピはミックスナッツ、レーズン、マーブルチョコです。あとは好きなモノを適当に混ぜてください。入れ物はジップロックがオススメです。
是非またどこかで!!

No title

ワコタさん、コメントありがとうございます! その節はお世話様でした。
あれから走れるところは走ってなんとか予定通りツアーを終えることが出来ました。

ウェブサイト拝見しました。 素敵な山行の数々、大変参考になります。
今後とも是非よろしくお願いします。

No title

JSBさん、日傘を使って昼寝するときの要領で頭の上に傘を広げ、その上にツェルトを被せて(裾は石等で適当に固定して)空間を確保しようかとも思ったんですが、あまりにきれいな夜空だったものでついつい外寝を楽しんでしまいました。
今思えば寒かった下半身をその方式で保護すべきだったと反省しています。工夫が足りませんでした。
イメトレは完了しましたので、次回からはぬかりなく持ち物は全て活用したいと思います。

No title

北ア、中岳てっぺんで一緒になり。槍に向かった神戸のgirlでーす。
行動食のおやつ、ごちそう様。はまりそうです。
またどこかで!

No title

槍ヶ岳山荘前で会いました。
改めてすごい山行ですね。
それとちゃんとバスに乗れたみたいで良かったです。

No title

アライテントのパンフレットにも
シングルツエルトのなかで、傘を広げて空間領域を稼ぎ出す秘策が
紹介されていた。
グッズ蟻地獄に落ちて、組み合わせに気が付かなかったのかな
稜線で風が強かったためか?

>でもあるモノなんでも利用する心構えさえあればなんとか、、

期待の星:微四度さんを応援していますよ。
使わないグッズは邪魔に思うだけだが、工夫でワープしよう!(笑)

No title

もんちゃん、ありがとう!!
山にウキウキしてしまったあなたはきっと楽しむ才能がありますョ。
急ぐではなく着実に一歩一歩突き進みましょう!
それではまた次回のトレーニングで。 いけっちにもよろしく!

No title

北アルプス作戦成功おめでとうございます!!!
あんなに、きれいな景色、本当にいいいですね☆
夜の寒さは、厳しそうですが、夜空とか、自然をいっぱい感じれるなんて、最高ですね!!
写真を見てるだけで、山にウキウキします!!

No title

creepさん、ありがとうございます。
小心者故なんとか戻って参りました。

No title

DEGA-MONさん、雲海きれいでしたよーッ!
この辺りの景色はやっぱり最高っす!

また是非違うコースで夏場にでもテント担いでゆっくり歩いてみたいです。

No title

bphiroさん、後半荷物が軽くなった状態で時間を稼ぐために、槍から上高地への帰りのルートを徳沢経由にし、行きは奥穂北穂槍ルートを取りました。
目線の高さに見え隠れする槍を目標にとれるのでモチベーション的にも良かったです。

>腰の調も8割は復活
9割としてください。コルセット付きですが・・

>マットをもう少し保温の効く物
下半身が結構寒かったので、そうだったかもしれません。今後の課題にします!
バックパックでも敷いておけばよかったです。思考能力落ちてたのかな

No title

河童さん、ありがとうございます。
中盤より天候も回復し、きれいな槍を目指して歩く旅は短いながらも充実したものでした。

>生きて帰って、旅は終わる。
まさに究極の言葉であります。
自らも、最も重要なルールにしています。

No title

mt_pandaさん、その節は説明不足で申し訳ございませんでした。他のお話があまりにも面白ろかったもので(笑)

ジャケット・パンツ・ブーティーと全て表皮はEPICですので、緊急時には周辺の装備をかき集めてバックパックに押し込むだけなので1分以内に避難できます。
風が強ければ岩陰に、雨&嵐が強ければ小屋にと、地形でも施設でもあるモノなんでも利用する心構えさえあればなんとかなりそうです。
でも、シェルター好きの寝袋好きなのでこのシステムはちょっと寂しいっす。

No title

beyondxさん>
あっ晴れですね~w
ご無事でなによりです!!

No title

 うほ、すごい雲海!!!良かったでござんすねぇ。
 あっしも来年こそは、と思います。
北ア(上高地経由)では、島々からの徳本峠越え(個人的にお勧め)と、横尾からの蝶・常念・燕岳・中房温泉縦走だけで、槍も穂高も涸沢も
まだなんです(泣。

 今回のbeyondさんのノンシュラフ装備、フォースト・ビバーク(不時露営)という言葉を思い出します。いや、不時でなく想定の範囲かな。
 しかし、こうゆう方法論もありかも。大胆で面白いっす。
 あっしがやるならノンテントかつビビィ&シュラフでビバークかな。

No title

槍は北穂から北へ進む方が景色的には綺麗っすね!
良い天気でなによりです。更に腰の調子も8割は復活っすね^_^;
寝床は凄い眺めの良い最高の場所!その代償は風通しが良すぎて寒い事かな!?
マットをもう少し保温の効く物にしたら少しはましだったでしょうね(~o~)
でも、一泊二日での槍お疲れ様でした<(_ _)>

No title

生きて帰って、旅は終わる。
旅の成功におめでとう。
天候に恵まれて、本当に良かったと思います。

No title

出発前に教えてもらった装備が、自分の頭では理解不能でしたが、一枚目の写真で全て理解できました。
ノーテント・ノースリーピングバッグ・・新たな地平の幕開けですね。

No title

kajiやん、ありがとう! お盆に一緒できなくてほんますんませんでした。

>R1パンツとヘリオスパンツでマイナス10度でギリギリ
個人差が大きいと思うのでわかりませんが、自分はギリでアウトでした。寝るには寒かったっす。 起きてる分には風が強くなければ大丈夫そげ。

>モンベルのダウンパンツかマイクロパフパンツか悩んで
スカイハイでダウンパンツ作ってるみたいョ。 師匠は明日から命懸けの出張に行かれます。 きっと新たな悟りを開いて帰ってきてくださると思います。

>下半身の保温
自分的には今、ハーフバッグに興味があります。

No title

erokachouさん、自分的には心技体のどれにも結構高めのハードルを設定してシリアスなハイカーを演じきったつもりでしたが、尻尾を隠し忘れていました(笑)
楽しいハイキングでした。

それにしても、室堂~立山~剣岳山頂を約4時間30分は早いなぁ。来年は場所を間違えずにちゃんとハセツネでがんばってください!

No title

ええ槍、おめでとーございます!!


俺もこんな景色見たかったけど、今思えばあの状況のアドベンチャーな感じも楽しかったな~


R1パンツとヘリオスパンツでマイナス10度でギリギリって所ですか。

モンベルのダウンパンツかマイクロパフパンツか悩んでます。勿論俺はシュラフもテントも使いますが。

下半身の保温はずっと後回しにしてたので、アドバイス下さいな~

No title

ビニール傘は「裸の大将」にインスパイアされたのでしょうか?
来年の3シーズンは短パン&ランニング?・・・やめて下さいね。
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