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冬季のシェルター考 in Blackdiamond Oneshot at 明神平20090111-12

                                                         photo courtesy of pandaman

シングルウォールとはいえ久々にテントらしいテントを使った。 風をよく防ぐテントと、分厚い寝袋・衣類のおかげもあってとても暖かかく過ごせたが、夜中に蒸し暑くて目を覚ましたりもした。 暖かくはあったが湿気の抜けの悪さとテント内の蒸れを終始感じていた。 厳冬期のシェルターについてあれこれ考えたのでメモ代わりに記す。


良い点:
・風をよく防ぐ
・暖かい
・荷物が外にハミ出さない
・グラウンドシートがいらない


良くない点:
・換気が悪い
・湿気がこもって蒸れる
・狭い。土間も無く、限られた居住空間しか利用できない。
・低い。頭が当たってまっすぐには座れる場所がない。
・重い
・扉を閉じると景色が全く見えない
・床があるのでお湯をのんだコップに残った雫も捨て場に困る。その他モノをこぼすといけないので神経を使う
・撤収時に中にある雪を出したりと気を使う
・調理は完全に外でないと危険
・吹き込んだ雪が気になる(→床の端っこに寄せておけばテント内とはいえ温度が低いので溶けずにそのまま。撤収時に捨てればよい。)
・靴を脱いでから入ればいいのか入ってから脱げばいいのか迷う(出る時も同じ。)


テントの風をよく防いで暖かいという点には圧倒的なメリットを感じるが、換気が悪く湿気がこもって蒸れるという点に圧倒的なデメリットを感じる。

たしかにテントは暖かいんだけどタープ系シェルターで寝てるときの様な爽快感は無い。きっと空気が篭っているから。 厳冬期なので保温性や暖かさを第一に考えるべきだが、一時的な暖かさではなく、なるべく長持ちする暖かさを得られる方法が望ましい。 となると、換気が悪いのは、単に蒸れて不快なだけでなく、寝袋や衣類の保温材である羽毛やら化繊を湿気で確実に潰していくので、単泊ならまだいいが連泊系になると保温材をだんだんと失っていく事になり、だんだんと寒くなってだんだんと死ぬ確率が高くなる要因となるので望ましくない。

少しサイズに余裕があって換気の良さそうな前室付きのダブルウォールタイプのテントだと解消できる項目も多いような気もするが重量は重くなるし、換気がどれくらい出来るのか疑問。そもそもタープやタープ系シェルターよりも換気は悪い。
重いシェルターを担ぐよりも、その分重い保温材(寝袋や衣類)を担いだ方が絶対に良い。

寒い季節に、風を防いで暖かく、しかもすっきりエアーで快適に過ごしたいっていう希望があつかましいすぎるのだろうか。
自分が望む理想的な環境は、例えば、少し寒いくらいの空気の良い大きな部屋でバッチリと暖かい着衣で過ごしているくらいの感覚が近いかな・・。(ホント言うとストーブに当たりながら・・、だが)

なんとなくハッキリしてきた。
風を防いで、換気が良くてっていうのが自分が冬場のシェルターに求めている機能のようだ。
保温は衣類や寝袋の保温材で対応する。

ってことは、自分の場合、Hex3の中で、低温対応寝袋と暖かい着衣で過ごすのが一番なのかな。でもそれじゃ、Shangri-La 1より広いだけで結局同じか・・。いや、広いっていうことにきっと意味が在るような気がする。形状的に湿気の抜けもいいし、広いからShangri-La 1よりもさらに蒸れにくいハズ。 広いテントよりも狭いテントの方が暖かいけど、それは湿気と蒸れの代償だろう。
雪まみれのバックパック、雪まみれの靴や足回りの備品、雪まみれのジャケット、etc、etc、・・・、シェルター内には入れたいけれど、乾いた寝袋や衣類とは距離を離しておきたいものは以外と多い。

シェルターは風を防いで、換気がいいって事にウェイトを置くならHex3はやはり高得点だと思う。そしてさらに冬場には、広いっていうことが逆に大きなメリットになってくるような気がする。Hex3なら広さとその換気の良さ(上の方まである広いドアを開けての強制換気も可能)で、中央部でなら調理もある程度は気兼ねなく出来るし・・。景色は裾からしか見えないけどね。(裾からの景色も、雪のブロックで周囲を囲うとなくなるが・・。)

今度試してみよっと。


あと、ワンショットのドア全開の上からタープ被せてみるのもありかもと思った。
ピース!!(・ ・)v
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コメント

非公開コメント

No title

rwalkerさん、お返事ありがとうございます。
底とジッパー周り。
なるほど、参考になります。

No title

私はビヴィの中にマットを入れ、地面に直に敷くので、底に穴が開きますね。
また、蚊帳も端のあたりはジッパーに噛みやすいので、そこに穴が開きました。

No title

rwalkerさん、
>テグラルテックスは蚊帳有り、eVentは蚊帳無しです。
情報ありがとうございます。

>97年以来100夜以上
ビヴィよく使い込まれてますね。すごい。本体のどの辺りからやれてくるのでしょうか?

No title

>サウスコル

テグラルテックスは蚊帳有り、eVentは蚊帳無しです。
97年以来100夜以上テグラルテックスの方を使用していますが、良く出来たビヴィだと思います。
さすがに本体や蚊帳に穴が開いてきました。

No title

creepさん、ありがとうございます!
最近のpandamanはGRDにハマッてます。

ちょっとうらやましい。

No title

8848さん、2つも同時にとは豪勢です!どちらもよいテントですね。

>極寒でタープ
良い所もたくさんありますが、寒いですし、設営も面倒でした。 厳冬期、悪天候には自立ドーム型の方が安心な面が多いと思います。

No title

chiyoさん、条件良ければ外寝は超快適ですね!条件悪いと最悪なので保険はいっぱい掛けておいたほうがいいですが・・。

>サウスコルって蚊帳
解らないです。買わないと解らないのかも・・。

No title

しかし、
これは良い写真ですね。

No title

こんにちは、8848です。(2回目)
この度、ハバとシャングリラ3(セージ)、初テントにも関わらず一気に2つ購入しました。 購入にあたりbeyondxさん他、有識者のみなさまのブログを大いに参考にさせていただきました。 ハバはHPも検討しましたが、夏にも使いたいことと、極寒でタープのbeyondxさんのブログを見てインナーメッシュでもOKという判断に至りました。(感謝です)

No title

beyondxさんコメントありがとうございます。
Ultra20は調子がよいです。
横面からの冷気もうまくくるんで眠れるようになってきました。
どーしても寒い時少し頭を中に入れこんで寝てみても首元がPERTEXなので気をつかわない安心感が少しあるように思います。

bivyの件ですが
やはり屋根の有無ということなのでしょうね。
蚊帳はせっかくなんで夏場も、という気持ちから欲張ってしまっているとこです。満天の星の下、頭上に何も干渉しない空間で寝てみたいです。いちよう屋根も連行しつつ快晴ならエイっとbivyごともぞもぞ移動したいです。
サウスコルに8割気持ちが傾いていたのですが(ところでサウスコルって蚊帳あるんでしょうか?いまいちよい写真が見つけられなくて。)靴ごとドカン!座った状態でもフード被れるOverbagも魅力的ですね!
IDのデザインにはやはり惹かれてしまいます。

No title

bphiroさん、昨年はHex3でえれぇこったでしたね(爆)

ドーム型でも少し広いお部屋なら過ごしやすいかもと思い、ファーストライトでピタッといってみたいと期待しています。
スティーブハウスファンですし・・。

No title

kaji(痔)やん、まさにAktoはいいテントやと思います。
ずーっと欲しいけど、入手できてません。 重量は少しあるけど、デザインもいいし、機能的だし、完璧かもって思うくらい好きなテントです。
ただ、完成度が高すぎて、Aktoを使うとAktoが要求するハイキングスタイルに自らを合わせてしまいそうな気がしてなんとなく踏み切れないでいます。
思い込みやとは思いますけど、思い切れない。

No title

kappaさん、コメントありがとうございます。
仰る通りですね。 稜線の強風には恐怖を感じます。
敢えて対峙せざるを得ない場合はドーム型テントを選ぶべきだと思います。それでも怖いので、なるべくはそういう環境に遭遇しないような行動をするとともに、直面した場合には可能な限り即退避して、地形を選ぶか高度を下げるように考えています。
まずは安全確保、そして可能な限り快適さも追求しながら楽しんでいきたい思いです。

>「不便を友とする」
結果としてそのようになっているかもしれませんが、自身としては身軽に気軽にそしてもちろん快適にハイキングを楽しむ方法を純粋に追求しております。 経験値の低さから失敗も多いですが、安全マージンを十分に取って今後も試行錯誤続けます。

No title

chiyoさん、Ultra20の調子は如何でしょうか?

>Overbag/Bivyを選んだ理由
着衣+靴のままでも潜り込めるようなビヴィーが欲しかったので、理由としては、素材が3レイヤーフルeVENT、十分なサイズ、形状がシンプル、寝転ぶ場所がなくとも座った状態でも機能するフード形状、といったところです。

>ターミンガンとOverbagを
厳密に意識していませんでしたが、敢えて申し上げるとすると、Ptarmiganは屋根と併用、寝袋の外装パーツ的な認識。Overbag/Bivyは屋根なし使用を前提、シェルターに近い認識、といった感じでしょうか。Ptarmiganと比してOverbag/Bivyは重量も倍以上ありますので全く別物と考えておりました。

Bivyの蚊帳はあれば便利ですが、なければ単体の蚊帳と組み合わせてもなんとかなりそうな気もします。

自分は、今、夏用キルトの上端部分に直接蚊帳を縫い付けようか思案中です。蚊帳使用しない時にも首周りのマフラー代わりになって良さそうなので・・。

No title

この記事の検証を見ると、手持ちのシェルターだとHex3は総合的に雪山には良いのですが、僕の場合は積雪期に連続してHex3で過酷な夜を過ごしているので、全くその逆の発想で設営や撤収も含め雪の中でもなにかと簡易な小型ドームに戻した方なのでどちらも一長一短あるので難しいっすね(*_*;
最終的には好みの問題で、卵が先かにわとりが先か!?って位なんでしょうね^_^;
まあ、滅多に遭遇する事はないでしょうが万一夜中中吹雪き方が想像以上にきつい時等は、底無しシェルターではいくらセルフを取っても一発で飛ばされるでしょうけど、ドーム型テントをしっかり自然物も最大限利用してセルフを取れば最悪の事態は免れる確立はグッとアップするでしょうけどね(~o~)
でも底無しシェルターならではの爽快感も好きだし・・・・・

↑でkajiやんも書いてますが、両者の良い箇所を上手くミックスさせてるのがAktoだと思いますね。
確かに少し重いし、天井も低いですが良いとこ取りをしようとして考えられた結果の形なんでしょうね!

No title

ワンショットにタープってことはダブルウォールって事すね。
アクトを使ってていつも思うのは、凄い暖かくて、前室で靴の脱ぎ履きから煮炊きが出来て、尚且つ蒸れた空気とドライな空気を分断できるって事です。

前室で煮炊きしまくって結露しても、インナーが防いで濡れない。
当然インナーを締め切ったら蒸れて結露するので、フルオープンで使ってますが…
強固なフレーム入りタープの中に床と屋根を付けた寝床があるイメージです。

ナロではこういう状況は作れませんので、アクトが優れているのはこういう所なんでしょうか。


重たいですが。

長々すんません

No title

 友人の遭難死、自らの悪条件でのビバーグなどの経験から、私は安全性重視でテントを利用しています。稜線での強風は底から巻き上げてくるので、シェルターには不安を感じます。でも森の中であれば、快適さ重視でも良いかな?
こちらのブログの底辺に流れている「不便を友とする」のも野外活動の醍醐味と考え、大変共感しています。

No title

以前goliteのウルトラで質問させていただいた者です。
最近のbeyondxさんの記事、面白くて興味深いです!
いつも楽しく読ませていただいています。

テントのデメリットとして…
・扉を閉じると景色が全く見えない
という所は同感です。

シェルターの形状や、結露や湿気による羽毛寝袋のダメージなど(3泊以上は経験ないですが…)を考えたりするとシェラフカバーやbivyの必要性も考え始めているのですが、2つ質問させてもらってもいいでしょうか?

○beyondxさんがサウスコルやBugabooではなくOverbag/Bivyを選んだ理由はジッパー無しだからでしょうか?
○ターミンガンとOverbagをどういったシーンで使い分けていくのかもし描いてらっしゃいましたら教えていただけませんか?

実はbivyを蚊帳ありのものを買うかで悩んでおります。
撥水生地と防水生地の使い分けもあるのでしょうが…蚊帳付きのやつがいいか、悩んでいるのです。。

質問ばかりですみません。
ブログ、応援しておりますのでこれからもよろしくお願いします。
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