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VBL - Vapor Barrier Liners

VBL system はやっぱり full multi-piece VBL clothing suit がよさそう。

VBL(vapor barrier liner)のジャケット、パンツ、ソックス、グローブ、バラクラバをベースレイヤーか素肌の上に着る。
非透湿性(湿気通さない)の膜で全身を覆って、不感蒸泄を止める(肌表面の湿度100%で止まるみたい)。
湿度100%の環境をつくることで、カラダからでる湿気を止め、その湿気の蒸発も出来なくするので蒸発時に奪われる熱損失も失くす。
デメリットは不快感。

衣類スタイルのVBLの利点としては、就寝時に寝袋だけでなく衣類もインサレーションとして利用できる。
活動中も、極寒状況なら温度調整をうまくやるとVBLを有効利用できるみたい。


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base layer
・SKINS系
・もしくは素肌に
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の上に、


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VBL clothing
・サウナスーツ(=VBLジャケット+VBLパンツ)
・VBLソックス
・VBLグローブ
・VBLバラクラバ(フーディタイプサウナジャケットで代用可)
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でいこう。


これがうまく機能するとカラダから放出される水分による寝袋保温材(ダウンや化繊の中綿)の濡れを気にしなくていいので、湿気った厳冬期の連泊にも、濡れには弱いが軽量コンパクトなダウンの寝袋を気兼ねなく使用できる。
寝袋の内側からの湿気による濡れを気にしなくていいということは、寝袋を全く非透湿性で完全防水の膜で包んでも大丈夫ってこと。
ということは、テント内での呼気の湿気による濡れから寝袋を守るのに、エマージェンシーシートみたいなアルミ系熱反射素材のBivyで寝袋をくるんだり、寝袋の上からエマジェンシーシートでくるんでも問題無い。
すると、VBLによって防ぐ蒸発による熱損失だけでなく、対流や放射による熱損失も合理的に防ぐことが出来るようになる。

テント内では、外側から、アルミ膜・寝袋・衣類・非透湿膜(VBL Clothing)・ベースレイヤー(もしくは無し)・素肌になる。
カラダの下側はマット(ダウンマット)で地面への伝導による熱損失を防ぐ。

熱をカラダから損失するルートは熱力学的にいうと、伝導、放射、対流、蒸発、呼吸の5通りってことらしい。
残りの呼吸による熱損失を防ぐ方法はまた考えよう。シルクの袋状のマスクでも作ろうかな。



本年2009年1月の雪中キャンプ(記事下部:"帰宅後、今回ワンショットの中で使用した寝袋Mountain HardwearのPhantom0を軽量すると1472g。乾燥重量が1291gなので、181gの重量増。一晩で181gも保水してる。")では、一晩に181g(ってことはマジでコップ一杯)もの水分が寝袋に吸収されてた。
この水分が、厳冬期下での連泊になると、天日干しで完全乾燥でも出来ないかぎり、リュックのなかで氷になる。それが連日重なると寝袋のなかにどんどんと水分を溜め込んで氷にして運ばなければならない。そして重量が増えてしまうだけでなく、寝袋の保温力もどんどんと落ちていく。
実際にはテント内でストーブの熱や体温を利用して少しは水分を取り除くことはできるだろうが、やはり蓄積していく量の方が多いだろう。

一泊だけのみの想定なら濡れに関してはどうでもいいかもしれないが、VBLで不感蒸泄を止めることによる保温能力だけとってみてもやはり見逃せない機能だろう。

VBLシステムの有効活用で、保温能力も上がり、水分による濡れもうまく防げるとなると、厳冬期のスリーピングシステムにいろいろな新しい可能性が見えてくる。ムフフ




VBL(vapor barrier liner)のシステムについてはAndrew Skurka氏の
"Vapor Barrier Liners: What they are, how they work, and when to use them"

Peace!!(・ ・)v
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コメント

非公開コメント

No title

いわさん、おぉッ、箕面ご在住ですか!以前はたまに白島-勝尾寺間を走ったりしておりました。

極寒下、運動量が多い状態でのドライスーツ内の情報大変参考になります。多謝。
ハイキングの就寝時にVBLを応用した場合、起床後の湿ったベースレイヤーは、上から透湿性の高い保温ウェアを着込んでから食べたり動くなりして体温さえあげていけば乾燥できそうですね。試してみます!

No title

厳冬期の山ならば、VBLスーツの上の防寒レイヤーを調整したり脱げば、やはりクーリングはうまくできるのではないでしょうか。(空気と水の伝導率の違いで水ほど早くは冷えないかもしれないけど)
あくまでも、相当な寒冷時のシステムでしょうね。でないとクーリングに問題が出そう。
不快感は、あまり感じないと書きましたが、脱いだ時の爽快感はやはりありますね。内部のウェアはしっとり湿ってますが、そのまま車の暖房をガンガン入れて運転してたら、すぐに乾きますので、着替えずに帰宅してしまいます。
ドライスーツは、中性洗剤ですぐに洗って干します。絶対サボってはダメですね。

No title

beyondxさんよろしくお願いします。拙宅は箕面の山の麓です。

ドライスーツで不快感は、実はあまり感じたことがありません。内部は当然蒸れますが、ビショビショにはなったことがありません。
着用後、水中に浸かって、全身に水圧をかけて首のパッキングに指を入れてエア抜きをします。(安全上必要、でないと頭から水中に突っ込んだ際に逆さになって足の方にエアが溜まって、姿勢が戻せず溺れ死ぬことになります)全身ピチピチのフィッティングになるんですが、それだと動きにくいので、再度少しだけ空気を入れて、緩めます。ということで、フリーのエアスペースはあまりない状況になります。なので、内部湿度がすぐに100%になったあと、発汗が抑えられる様に思えます。もちろん動きが激しいとオーバーヒート状態になるので、その際は、水中に入って身体を冷やしたり、身体に水をかけて冷やします。もちろんすぐに冷えます。

No title

いわさん、コメントありがとうございます。
冬季の急流、考えただけで寒そうです。
ドライスーツというと完全防水非透湿、防水ジッパー、首・手首・足首はパッキンになった水にはまったくらいでは浸水しない防水ワンピースですね。昔何度か着用経験があります。
運動強度が上がって暑くなったときの汗や内部空間の状況が気になります。また、不快感等はどんなものなのでしょうか。

関西方面でご活動のご様子。今後ともよろしくお願いいたします。

No title

始めまして、いつも拝見しております。
私は、冬季の急流カヤックでは、急流用のシットオンタイプのインフレータブルカヤックを使うので、ドライスーツ(ゴアとかではなく不通湿のコーティング)を使っています。確かに薄着で大丈夫ですし、薄めでないと、暑すぎます。
ドライスーツの下は、パタゴニアのCAP2の上下に薄手のフリース上下。ネオプレンのパドリンググローブ、ネオプレンのパドリングシューズ。
単に漕ぐだけならフリースも要らない感じなのですが、着ないと、カヤックから放り出されて、流された際のリスクが高いのです。水温2度で数分流されたら、ある程度水から断熱しておかないと身体が動かなくなって、目の前の岸にもたどり着けないだろうと思うからです。
沈すると、カキ氷を口いっぱい頬張ったみたいに、頭が痛いです。(^_^;)
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